先日の事。
鶴岡市のとある有名なお寺様から
いつものように珈琲豆の注文を頂きました。
このお寺とのお付き合いは25年以上前に
始まり、先代の住職様が亡くなってからも
いまだに続いています。
私のお店では、注文を頂いてから
焙煎するので、あらかじめ
余裕を頂いています。
この様な、昔からの付き合い以外は
店頭での販売はやっていません。
先日もある方に、
『なんで一般に売らないの』と、
言われましたが、
焙煎機が余りに古いので
量産が出来ない状況なんです。
つまり、いつ故障するのか
誰にも分からないからなんです。
なんせ30年近く使っていますので、
部品が手に入らないのが現状です。
今までも、故障の度に自分で
部品を作っての修理でした。
私と同じく歳なんですね・・・
もう少し若かったなら買い換えも
選択肢に入っていましたが、
焙煎は誰でも出来る訳ではありません。
自分に何かがあった場合、
新たな焙煎機は無用の長物になってしまいます。
そんな訳で、焙煎の回数を減らす作戦に
でてしまったのです。
本来は、ストレートと言われる
単品を数種類そろえるのが主流です。
少なくても最低五種類くらいでしょうか・・・
それを配合を変える事により
様々のブレンドと、ストレートが
味わえるし、販売ができる事になります。
つまり、単品焙煎と呼ばれるやり方です。
ストレートに限らず珈琲は、焙煎の仕方で
様々の味を作る事が出来ます。
良くも悪くも、焙煎がとても重要です。
ちょっと話がそれて、
たとえばモカという珈琲があるとしましょう。
その場合はとても広い解釈になります。
モカ マタリ No9 と モカ ジマ G5
どちらもモカですが、
味も違えば価格も違います。
一説ではモカと呼ばれるものは
50数種類程あると言われています。
米の産地みたいなものですから、
味も違って当たり前でしょう。
ストレート珈琲をそろえるとなれば、
焙煎の頻度が増えてしまいます。
そこで私のお店がとった方法は
ブレンドのみの混合焙煎と呼ばれる方法です。
低温長時間焙煎で、
ブレンド自体の味を決め、
最適な焙煎を施しています。
上記写真の様に、大きさが一目瞭然・・・
これだと一度の焙煎で済むことになります。
そしてメリットはもう一つあります。
単品焙煎の場合、
全部が平均で売れる事はありません。
必ず鮮度の落ちた豆が配合されると言う事。
それに対して、混合焙煎であれば、
ブレンドだけですから、
鮮度の落ちる事はありません。
鮮度の落ちる前になくなってしまいますから。
ブレンドの配合も、今までの
集大成の配合になっていますから・・・
ぜひブラックで味わってもらいたいものです。
今日のマスターのつぶやきは
焙煎機も歳とったな~でした。
最後までお読み頂きありがとうございます。
明日も良い一日になります様に。
鶴岡市のとある有名なお寺様から
いつものように珈琲豆の注文を頂きました。
このお寺とのお付き合いは25年以上前に
始まり、先代の住職様が亡くなってからも
いまだに続いています。
私のお店では、注文を頂いてから
焙煎するので、あらかじめ
余裕を頂いています。
この様な、昔からの付き合い以外は
店頭での販売はやっていません。
先日もある方に、
『なんで一般に売らないの』と、
言われましたが、
焙煎機が余りに古いので
量産が出来ない状況なんです。
つまり、いつ故障するのか
誰にも分からないからなんです。
なんせ30年近く使っていますので、
部品が手に入らないのが現状です。
今までも、故障の度に自分で
部品を作っての修理でした。
私と同じく歳なんですね・・・
もう少し若かったなら買い換えも
選択肢に入っていましたが、
焙煎は誰でも出来る訳ではありません。
自分に何かがあった場合、
新たな焙煎機は無用の長物になってしまいます。
そんな訳で、焙煎の回数を減らす作戦に
でてしまったのです。
本来は、ストレートと言われる
単品を数種類そろえるのが主流です。
少なくても最低五種類くらいでしょうか・・・
それを配合を変える事により
様々のブレンドと、ストレートが
味わえるし、販売ができる事になります。
つまり、単品焙煎と呼ばれるやり方です。
ストレートに限らず珈琲は、焙煎の仕方で
様々の味を作る事が出来ます。
良くも悪くも、焙煎がとても重要です。
ちょっと話がそれて、
たとえばモカという珈琲があるとしましょう。
その場合はとても広い解釈になります。
モカ マタリ No9 と モカ ジマ G5
どちらもモカですが、
味も違えば価格も違います。
一説ではモカと呼ばれるものは
50数種類程あると言われています。
米の産地みたいなものですから、
味も違って当たり前でしょう。
ストレート珈琲をそろえるとなれば、
焙煎の頻度が増えてしまいます。
そこで私のお店がとった方法は
ブレンドのみの混合焙煎と呼ばれる方法です。
低温長時間焙煎で、
ブレンド自体の味を決め、
最適な焙煎を施しています。
上記写真の様に、大きさが一目瞭然・・・
これだと一度の焙煎で済むことになります。
そしてメリットはもう一つあります。
単品焙煎の場合、
全部が平均で売れる事はありません。
必ず鮮度の落ちた豆が配合されると言う事。
それに対して、混合焙煎であれば、
ブレンドだけですから、
鮮度の落ちる事はありません。
鮮度の落ちる前になくなってしまいますから。
ブレンドの配合も、今までの
集大成の配合になっていますから・・・
ぜひブラックで味わってもらいたいものです。
今日のマスターのつぶやきは
焙煎機も歳とったな~でした。
最後までお読み頂きありがとうございます。
明日も良い一日になります様に。
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