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Channel: 喫茶店のマスターのブログ
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最近の珈琲相場事情  今後の推移は・・・

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先日、生豆を手配しましたが、

望む生豆が入手できない状況になっていました。

国際コーヒー相場は短期間に大きく変動しています。


ブレンドを作る上で不可欠な生豆と言えば

ブラジルですが旱魃(かんばつ)により

生産量は減るし、

スクリーンサイズも小さいものが増えると

予想されています。

おかげでブラジル系は高値推移で

品不足の状態が続いています。


中米産はさび病の影響から生産量が大幅ダウン。

さび病に関してのブログ
 
http://amberbubbles.com/2013/01/central_america_coffee_leaf_rust/


この様な世界情勢により品不足、高値推移が

続いているのです。


これにより、コーヒー相場は上がりぱなしの状態に

陥りました。

今までプレミアム品を使っていた珈琲会社も

一般品に変更するところが増えたそうです。



今回、私のお店でも生豆を発注しましたが、

普段使用している

『ブラジルサントスNo.2-S18』は在庫なしの状態に。

本来、ランクを下げて注文するのですが、

逆にランクアップの

『ブラジルサントスNo.2-S19』を発注する事にしました。


今回なぜランクアップを選択したのか、

それは、大手にとっては打撃でしょうが、

私のお店の様に使用する量が少ないところは

逆に差別化が出来ると考えた次第です。


私のお店では特定の人にしか郵送していないので、

消費量はそんなにないのが実情です。


そして、その特定の人は話をすれば

事情を理解してもらえます。

当然、味にも影響が出てきますからね・・・





そして『ペルー チャンチャマイヨ』も在庫なし。

仕方がないので、今回発注したのは

『ペルー オーガニック クナミア』という品種です。

http://www.den-en758.com/sample-5390.html

これもプレミアム品のひとつで

多くの自家焙煎珈琲店が使用している品種です。



消費税もアップされ、珈琲生豆も値上げされ、

しかも消費者離れという三重苦の中

今後の予想はまったく読む事が出来ません。


しかし、ここで品質や味を落としたのでは

意味がなくなってしまいます。


どの様な世の中になろうとも、

本物を本物と理解してくれる人は必ず存在すると思います。


気長に待つしかありませんがね~・・・



今日のマスターのつぶやきは

今が耐え時かな~でした。


最後までご覧頂ありがとうございます。


明日も良い事があります様に。







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