私のお店はちょっと変わった形態のお店です。
それは、
ラーメンを主にしたラーメン喫茶と言う事。
何でこのようになったのかと言えば、
このお店が出来た平成元年までさかのぼる事になります。
当時は、
このお店の他に、
ファーストフード店、コーヒー専門店、
そして、一般食堂などを運営しており、
現在のお店はカフェと言う形態になっていました。
それがバブルの崩壊とともに事態は一変・・・
店舗を一か所に集約する事になり、
コーヒー専門店の自家焙煎珈琲をベースに、
ファーストフードのアイスクリームとソフトクリームを残し、
売れていたラーメンを残す事によって、
今の形のラーメン喫茶が出来ました。
本来ならばカフェとして残したかったのもあるのですが、
折角、人気が出てきたラーメンも捨てがたく、
ラーメン喫茶の道を選択しました。
しかし、
ここからの再出発は困難を極めました。
なんせ4店舗の売り上げが
1店舗になるのですから無理はありません。
平成も来年には元号が変わる事から、
一つの時代の終焉を感じてしまいます。
私とコーヒー業界の関りは、
私が18歳の春、
焙煎問屋に入社した頃からですので、
かれこれ40数年が過ぎました。
当時は、
第一次喫茶ブームが盛んで、
脱サラで喫茶店を開業するのが
ステータスになっていた時期でもあります。
私も自分のお店を開店させる為に、
焙煎問屋を選んだのが本当のところです。
念願かなって21歳でコーヒー専門店をオープンしました。
山形市双葉町時代の写真です。
当時からコーヒーにはこだわりが強く、
今もこのこだわりが自家焙煎と言う形で残っています。
ラーメンも良いのですが、
たまにはコーヒー談義などしてみたいものです。
今日のマスターのつぶやきは
たかがコーヒーされどコーヒー、でした。
最後までご覧頂きありがとうございます。
時の過ぎるのは早いものですね・・・